※事例で学ぶ定期借地権住宅。
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■広告前に完売したケース。
(定借住宅5戸。隣接の土地売買5区画。計10区画)
最近は定期借地権住宅が少なくなってきた。
この理由は建築、不動産業界の景気が良いので大手住宅メーカー
がやらなくなってきたことによる。
平成4年8月よりこの制度が始まった。
この時はバブル崩壊後で著しく賃貸住宅の受注が激減したことに
より、大手のアパート建築事業部が始めたことによる。
(ミサワホームはアパート事業部。セキスイハウスは農協担当の
営業所から始める。ミサワのマニュアルは当方が制作した)
現在は残念ながら定期の分譲マンションは事業化されているが、
戸建て注文住宅の定期がほとんどない。
しかし、需要は旺盛にあることを、昨年11月の以下の事例で証
明したい。
1、建築地。福井県小浜市。人口3万人の小都市。
2、期間60年。5宅地。面積1区画60坪。時価坪15万円。
※現況農地。
3、権利金。時価の10%の90万円。年地代18万円。
4、事業主。地元不動産業者。H社。
H社は建築部門がなかったので、地元建築会社5社による「推奨プ
ラン付き」として販売。
※当方の一式コンサルの内容。
1、この土地を相続した所有者との交渉。企画提案、各種計算書提
出。契約書作成。
2、農業委員会との事前打ち合わせ。(5条申請)
3、造成工事業者との工事や開発申請について打合せ。隣接の5宅
地売買で開発資金に充当。
4、金融機関とローンの打合せ。(保全の仕方・登記について)
5、建築5社に対し1区画に付、延べ40坪と50坪の「推奨プラ
ン」の2プランを作るように指示。
6、司法書士に登記アドバイス。(分筆・借地権登記・抵当権設定)
◎以上の作業を終えて広告の準備をしていたが、地元新聞社が「北
陸初の定期借地権住宅」の囲み記事を出してくれたので販売前に
予約で全て決まってしまった。
※実は隣接に別の5宅地があったが、造成費用のために売買した。
この売り宅地も記事により売れてしまった。
1区画900万円×5=4,500万円。
1宅地の平均建築費。2,500万円
★事業者の粗利益。5宅地の売買仲介手数料。
900万円×5宅地×6%=270万円。
建築費バック。2,500万円×5戸×6%=750万円。
定期仲介手数料。月地代15,000円×5=75,000円。
※総合粗利益。10,075,000円。
★当社の一式総合コンサル費。
90万円(税別)+3回の交通費と宿泊費実費。
★不動産会社の建築報酬については、法定はないので自由設定。
建築費の6%?販売広告費を含んで10%前後と考えている。
★このように、こんな地価の安い所でも定期借地権住宅は売れるの
である。手間暇を惜しむからやらないのが業界の実情である。
不景気になったら、また、事業化する企業が増えるであろう。
これまでの定借戸建住宅、山形で1戸9,000万円。芦屋で2億
円である。
松江市の定借分譲住宅8戸の現場。1ヶ月で1万人集客。
定借のユーザーは高額令で高所得者であることに気がついていない。
貧乏人ほど所有権にこだわるのである。
★定期借地権実務研修お引き受けいたします。
時間は午後1時から5時。費用は、地主提案&計算ソフト。契約
書ソフト付きで30万円(税別)+交通費。
ソフト無しでは15万円(税別)+交通費。資料約300頁付き。
★事前ご相談。無料。西京まで。
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