★木造中層賃貸マンションのメリット★

★木造中層賃貸マンションのメリット★
3階建て?6階建て。
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◎木造高層建築が増えつつある。
この原因は、耐火性に優れた特殊木材が開発されたことによる。
住友林業は東京の中央区において70階建てのビルを計画している。
8,000戸分の木材を使用するとのこと。これは難しい。
10階前ならともかく70階は無理である。
実現性はないと言っておこう。
それはともかく6階建て前後の賃貸マンションが木造で建築される
ようになってきた。
従来は4階ぐらいまでだが、耐火木造の普及により、今後の中層の
木造建築は増加するだろう。
今号では木造賃貸マンションについて、オーナーにとって何がメリ
ットがあるのかを考えて見る。

1、木造中層建築増加の主な理由。
木質耐火部材の普及。1回2時間耐火の木材が開発された。
CCL WOOD、(オープン工法)これにより、中高層建築の
可能性が広まった。(現実には4階?6階が多い)

2、建築コスト・コストはRCと比較してそれほど安くならない。
単価本体坪100万円超。

3、軽量であるから基礎工事の費用が安く工期も早い。
工期は、6ヶ月くらいか? RCは8ヶ月?1年くらい。

4、家賃収入。RCと同じ。

※それでは木造とRCに違いは無いのではないか?と思われるが、
次の税務上のメリットがあるのである。
1、建物の固定資産税評価額が安くなる。
税務上の単価はRCの約2分の1となる。

2、建物の原価償却が早くなる。
RCは坪約47万円。木造は坪27万円くらいである。
但し、地方別に異なる。
税務評価が安すぎると言われているので、将来的には高くなる。
つまり、建築費が1億円としてRCなら47年で全額償却する。
(つまり建築費を回収する)
木造なら22年で建築費を回収出来る。
これが最大のメリットである。
イメージとしてRCなら建築費を20年で回収するとして木造
なら約7年で建築費を回収できることになる。
(最終簿価は1円)

※以上が、木造賃貸マンションの最大のメリットである。


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