定借戸建て貸家分譲ケース

★定期借地権で戸建て貸家を分譲したケース★
──────────

◎場所は香川県丸亀市。20坪タイプ2棟。販売価格は2棟で1,400万円。
2戸の家賃が月14万円×12月で=168万円。
建物は当社指導の耐震性1.5倍のピン工法である。
当初は会員の建築会社が経営していたが、まとまったお金がいるので
当社に販売してほしいと依頼があった。
利回り年12%。
これは24条借地権で30年後入居者付きで地主に土地を返還する。
買われたのは地元の新聞販売店の店主である。
30年間の家賃合計168万円×30年=5,040万円。
建築費は減価償却で全額が税務上の経費になる。
購入した方は理解ある方で30年経営すれば十分儲かると言ってくれた。
全額現金取引である。ローンは難しい。
当社のコンサル費は約200万円。
この2戸は3年売れ残っていたので新築1,800万円を値引きして
1,400万円で売った。
ほぼ建築原価で利益は出なかったが、3年分の家賃合計504万円が
入ったから実収入は売価1,400万円+家賃収入504万円=1,904万円
だから実損は出ていない(+104万円になっている)。
※この現場を見た地元の水産会社が戸建貸家7戸を注文してくれた。

◎岡山県のフランチャイズ本部主宰会社において僕が40名の地主講演を行い、
そこからガソリンスタンド跡地に7戸の戸建貸家を24条借地権で建築した。
これは売らないで自社が経営される。場所は津山市である。
※つまり、この借地権の戸建て分譲を販売するのは、ローンの関係で難しいが
自社で経営すれば土地を買うより、グロス利回りは3%程度高くなるのである。
土地付きのグロス利回りが6%とすると定借戸建の利回りは9%になる。
(地代を経費に算入しても)
※この24条借地権で、静岡で2棟のRCの賃貸マンションを建築した。
45年後に地主に入居者付きで譲渡する。
譲渡価格は自由だが、僕の場合「収益還元価格」で売買されることをお薦め
している。売買後も管理費収入は残る。


Warning: count(): Parameter must be an array or an object that implements Countable in /home/vuser05/3/3/0190033/www.property-art.co.jp/blog/wp-includes/class-wp-comment-query.php on line 405