■まだ理解されていない定期借地権事業■

◎地元企業の成功例。
大手住宅メーカーの定借事業は失敗した。
既に時代遅れのシステムである。
それに沿った「定期借地・定期借家」推進機構も時代遅れな
ことをまだやっている。
当方が指導する仕組みは大手の物とは違う。
先ず、相続税対象になる「保証金」は採用しないし、大手の
「代理方式」もやっていない。
「権利金による転売方式」を採用している。
土地はいくらでも集まる。
皆さんは、そのやり方を知らないだけだ。
次に地元企業の成功例を紹介しよう。
全て当方がコンサルしたものである。

1、山形市では不動産業者120名を集め、私が講演し、その
講演を受けた不動産業者からの紹介が100%である。
3,000万円から9,000万円の注文住宅が約150戸
建築した。
これにより周辺建替え住宅も自然に高額化した。
現在年に400戸以上の注文住宅を建築していて、定借の
お蔭で県下ナンバーワンビルダーになられた。

2、松江市では、ある不動産業者さんが私の研修を受けたのち、
松江市で延べ200人の地主に説明会を行った。
ここから約200戸の注文住宅と8戸の定借住宅を分譲した。
この現場には1万人を集客した。建築は8社と提携されている。
松江市ではこの成功例を見て、当社に3社から依頼があった。
それで島根県の定借住宅は推定で約300戸以上である。
隣の鳥取県はゼロ戸である。
僕が行かない地域は、定借住宅は普及しない。

3、北陸の人口3万人の町。
地元不動産御者さんより電話があり、農地約1200坪を
定借で5宅地。分譲で宅地のプランを計画。
当方が事前に現地見学し、地主さんに対する企画提案書と
原契約書の作成。
地主とユーザーの契約書・農業委員との打合せ、造成工事業
者との打合せ。
建築会社との推奨プラン作成の指示等を2日間で行った。
さて、販売は、地元新聞に記事が出たので、これで定借ユー
ザーが5名決り、5宅地も売れた。
その後、同じ地主から残りの農地も定借にしたいと申し入れ
があり、更に隣接の地主3名からも定借にしたいとの申し入
れがあった。
ここの宅地価格は坪12万円ぐらいの土地である。
山形は20万円前後。松江は15万円前後である。
定借には複合メリットがいっぱいある。
土地売却・周辺建替え効果・地主の一時金収入による賃貸住
宅建築等である。

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