★シェアハウス「かぼちゃの馬車」不正融資最終決着と理想と現実★

◎シェアハウスのオーナーに対するスルガ銀行の不正融資問題は最終決着した。

スルガの融資額を投資ファンドに売却し、オーナーはその投資会社に「物納する」

それによってオーナーの債務はゼロ円になる。

事実上の「代物弁済」である。
さて、当方は「かぼちゃの馬車」の経営者を知っていて、彼はこのような理想を語った。

このシェアハウスは上京する女性専門シェアハウスであった。

彼は言う「東京に年6万人の女性が職を求めて上京してくる」

「彼女らに職業教育を施し、正社員に採用されるまで面倒を見る」

「それで教育助成金と正社員採用手数料が一人につき90万円の収益が上がる」

「ゆえに、うちはシェアスの家賃をとらないでもやっていけるのです」

これが社長の理想であった。

ところが事実は、彼の言った理想は出鱈目で、いつしか不動産売却益と建築利益で手っ

取り早く稼ぐ企業になっていた。

それも市場価格より2割も3割も高い価格でシェアハウスのサラリーマンオーナーに

売り付けた。

不正融資で。預金残額400万円であれば4,000万円にして。この不正でも満室に

なれば不正は見抜けなかったが、多くのシェアハウスは、半分も埋まらなかった。

そこからスルガの不正融資が発覚することになった。

理想と現実のあまりにもギャップがあった。

今、ひとつの問題はシェアハウスの設計プランにあった。

共有リビングがない。

つまり寝るだけのシェアハウスである。

やはり、マンションにベランダが欲しいように、シェアハウスに入居者は共有リビングがあることを当然と考えている。


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