建築・不動産ビジネスプロデューサーの業務とは?

★建築・不動産ビジネスプロデユーサーの仕事。実例①★
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◎近く「建築・不動産ビジネスプロデユーサー養成講座」を開講するので、
この仕事とは具体的に何をするのか?について、僕の扱った事例を紹介
してみよう。

1、当方の研修を受けた北陸の不動産業者さんより電話があった。
相続した農地を定期借地権で貸地したいとう地主がいるので、今後の
進め方の相談があった。

2、その対象地の近くの宅地評価額を調べ、当方において、地主さんにた
いする「企画提案書」&「地代・一時金・固都税・相続税評価額」の
計算書を作成する。
同時に、地主と不動産業間の「定期借地権マスタリース契約書」を当
方で作成する。
借地期間は60年。対象地は600坪。宅地価格は坪15万円くらい。

3、当方が北陸に出張する。人口3万人の小さな町である。
地主さんとお会いし、契約書の詳細を説明し、調印する。
次に、工事業者とお会いし、工事見積もりと農転の依頼をする。
司法書士の先生に登記の方法を説明する。

4、工事業者の見積後、分筆は5宅地。1宅地60坪とする。
造成工事捻出のために隣接の5宅地を販売することにした。

5、事業主が不動産業で建築が出来ないから、建築業者5社をあつめ、建
築プランの依頼をする。
1業者につき2プラン。このプランの看板を作ってもらうよう依頼。

※ここまでの作業の当方の仕事は延べ3日間。うち現地出張2日間。
※さて、ここまでが基礎作業である。
造成工事完了後「推奨プラン付き宅地販売」の準備にかかる。工事から
3ヶ月後。

6、販売の為には、広告の準備やユーザーとの契約業務等、種々の作業が
ある。

7、工事終了近く、事業主である不動産屋さんに電話する。
意外な答えが返ってきた。「西京さん、販売の作業を頼もうと思って
いたら、地元新聞に、北陸初の定借住宅。という囲み記事が出ました。
それでお客様が5区画とも建築するお客様が決まってしまったんです
よ。おまけに販売土地5宅地の買主まで決まりました」こんなに簡単
に決まって少し拍子抜けがしたが、広告もしないで売れたからお目出
度いことだ。こちらの業務と報酬は減ってしまったが。

★さて、これが様々な副次効果をもたらした。
同じ地主さんが、別の場所で、定借で貸したい。
また近所の農家3人が、うちも定借やってほしいと言う依頼が来たので
ある。

★事業主(不動産業)としての利益。
1、5宅地の土地売買手数料。(専任仲介)

2、建物利益の取り方は、次のいずれかによる。
①不動産業者が、建築確認をとり「建て物売買契約」とする。
利益は建築費の25%前後。
この場合平均建築費1戸2,500万円×5戸=12,500万円×
25%=3,125万円。
②建築費バックマージン。12,500万円×6%=750万円。
③建築業者からのバックマージン。この金額は、建築費の4%~6%。

※以上でお分かりのように、確認後の「売り建て方式」にした方が、利益
が大きい。定借が可能であるのは宅地価格坪10万円~可能。

※定借で事業化出来る物。
注文住宅・建築条件付・分譲住宅・分譲マンション・賃貸マンション・
戸建貸家・クリニック・医院併用住宅。サ高住。等。

★当方が講師の1日研修費。5時間程度。
費用30万円(税別)+交通費。300頁のテキストや豊富な資料が
つきます。原本をコピーしてご使用ください。


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