★不動産仲介業の二つの財布。
◎不動産仲介の手酢料の上限は双方代理で6%が法定の上限である。
これは、一つの財布のみである。二つ目の財布は「コンサルタント手数料」である。これには報酬の上限がない。
コンサルの要件は次の三つである。
1、相談に乗る。
2、提案する。
3、書類を作成する。
以下は当方例である。
1、熱海のホテル。1億円。買主手数料3%の300万円。
2、当方のコンサル費。400万円。この費用は売りと買いで負担。
※この場合、何故コンサル費が取れたのか?
この物件は競売物件を前の持ち主が落札したものを買い受けたのである。
競売前は、反社会勢力が占有していた。
その問題が解決しているかどうか?を綿密に調べる必要があった。
これは不思議な縁でこのホテルの本館を僕が顧問していた。その別館が対象物件である。であるので反社の実態も解っていた。レポート30枚作成した。その報酬が400万円+仲介手数料300万円。合計700万円が当方の報酬だった。