■平均72才の高齢者の住宅所得の需要の旺盛化は何故?
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※参考資料。26日付住宅新報より。
★「リバースモゲージ型住宅ローンの仕組み★
★住宅支援機構の「リバース60」の仕組み★
1、対象年齢。60才以上。
2、毎月の支払いは、金利のみ。
3、元金支払いは死亡時売却による一括返済。
4、相続人に返済を求めない「ノン・リコースローン(非遡及型)」
我が国おけるノンリコースローンは珍しい。
5、新たにマンション購入や新築住宅の建築資金として利用。
他高齢者施設利用等。(老人ホーム・サ高住。等)
6、上記5の取得物件を担保にすることも出来る。
7、金利。年1%後半から2%後半。
8、ニーズ。
郊外の1戸建から都市部のマンションへの住み替え。
リフォームも資金としても利用できる。
賃貸暮らしをしていた60才?70才台の人がこれによりライフ
スタイルに合った持家を取得できるようになった。
(毎月の支払いは金利のみで元本は相続時売却で一括支払いがで
きるからである。つまり、家賃支払いよりも安く住宅が持てるこ
とにある)
※このような高齢者の住宅所得が旺盛になってきたのは、上記のロー
ンの仕組は金利のみ返済で、元本は死亡時売却資金による一括返済
にある。
※現在は月に30件以上の上記ローンの申込みがある。
この金融の仕組みが多くの金融機関に拡大されれば、相当大きな市
場性があるだろう。
60才以上の高齢者に意外なほどの住宅取得需要があるとは、これ
まで誰も想像できなかったのではないか。
新たなローンの仕組みで新たな住宅需要が拡大する。
経営難に悩んでいる金融機関にとっても、このことは朗報ではない
か。
各社は取引銀行と相談されて、この「リバースモゲージローン」の
普及を目指していただきたい。
地元金融機関できなくても、住宅金融支援機構の取り扱いで可能で
ある。