★「選択と集中」か「集中と選択」か?

★「選択と集中」か「集中と選択」か?
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◎これは、単に言葉遊びではない。
「選択と集中」は、事業を一つ、二つに絞り、他の可能性の
ある事業を切り捨てることになる。
この選択をしたのが、アメリカのコザックである、同社はフ
ィルム事業に集中して他の可能性のある事業を捨てた。
結果コザック社は連邦破産法の対象となった。

一方、日本の富士フィルムは、フィルム事業より転進して、
医療機器、健康食品、化粧品に進出し、見事に優良企業とし
て成長した。
富士フィルムの戦略が「集中と選択」である。
富士フィルムの、フィルムの売上は全体の5%未満である。
この戦略は、1つの事業を成功させてから、他の可能性のあ
る事業を残し、切り捨てないことにある。
建築とか不動産事業も同じである。
一番の間違いは、何も成功した事業がないにも関らず、次々
と他の事業をやることにある。

かつて会員であった埼玉の某企業は、一人の営業マンに注文
住宅、分譲住宅、アパート、リフォーム、不動産仲介、定期
借地権を担当させていた。
これでは何ひとつ成功することはない。
余談であるが、ある企業は首を切りたい営業マンに定期借地
権分譲マンションン事業を担当させた。
これをマスターするのは簡単ではない。
案の定、1ヶ月後「君には能力がない」と言うことで、退社
に追い込んだ。


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